ぽつぽつ音楽野帳

小物楽器を野外で鳴らして、街角のピアノを弾いて、聞こえてくる音を聴いて。

思うこと考えること

街のピアノ

(浜松駅にもピアノがあるようなのだけれど、どれをRTしていいかわからない) (博多駅はピアノが恒久設置してあるということではないと思うけれど見ていないのでわからない) 自分の感覚だけれども、人前であるかどうか以前に、ピアノを鳴らすことができる…

それぞれの木の下で

このごろはメタセコイアの下でオカリナを吹く。四角の植え枡から根が植え枡の形にはみ出している。木の梺にはたぶんタネツケバナだと思う草の鞘が並んでいる。ときどきしゃがんだりベンチに腰掛けたりしてひととき過ごす。 そんなふうにしてその下で過ごす木…

なんでもないおんがくをかえせ

O公園で聞いた話はかなりショックでもあり残念でもあった。というか公園含めて街には目的的でない場所はもう残っていないのかとあらためて思った。 音楽も「目的」に合ったものだけが許されるのではたまったものではない。そんなことをしていたら音楽がだめ…

音楽は「そこにいる人」が奏でるものだった…

公園で小さなこどもさんを目の前にして演奏すると、こどもさんは最初たいてい「どうしたらいいかわからない」感じのとてもとまどった反応をなさる。たぶん、なにが起きているのかわからないのではと思う。 ひょっとしたらだが、今のこどもさんには、音楽はテ…

音楽を取り戻す

[音楽の]全体像がどこかへ行ってしまっていて(やっぱり何かが壊れたままだ)、録音して聴いてみるとアーティキュレーションがまるで「はまって」いない。しかたないのでテンポを落としてあえて無表情に吹き通すところからやり直してみる。 そして楽器を持…

壊れたまま

なにかが壊れたまま、壊れる前から続けていたことを同じように続けようとしているのだとようやく自覚した。だからことごとく壊れている。音楽も。 音楽だけ直そうとしても直らない。 なので直そうとしないことにする。来週のピアノが終わったら、治るまでゆ…

桜の下で(公園最後の日)

今日会った子どもたちとはもう会うことがないかもしれない。「花は咲く」は卒業式で歌った、と、にこにこと笑っていた。 ここでしか会うことがなかった人たちが何人も、何人も。いつかまた、この桜の下で、会う日があるなら。 それがこの次の春であってほし…

次に来る春へ

「さくら(独唱)」もあらためて練習したけれど、明日は、もし機会があれば、自分が作った「桜」を演奏しようと思う。その桜から分けてもらって作った曲なので。 次に来る春を遠望して。

年の瀬を送る公園、さくら

年内最後のお天気になりそうなので、合間をみて小さな公園でオカリナを吹く。公園はいつになくにぎわっていて、こどもからもおとなからも声を掛けられた。 その公園は来年早々に無くなる(廃止ではないと言うが次に出来るのは何年も先)ことになっている。そ…

トイピアノの思い出、ラップハープの準備

トイピアノと言えば、商店街で弾かせてもらっていたトイピアノは外回りが木製で中が真鍮のようなチューブの、けっこう鍵数が多いものだった。タッチもよかった。あれは貴重なものだったのではないだろうか。 外で音楽を…と考えていたときにいろいろな楽器が…

あるストリートミュージシャンのこと

であい橋のサックスの方の追悼をしているブログ記事を見つけた。そのことを窺わせるツイートを見たことがあったのだけれど、やはり亡くなられていたのか。 その時間帯に中洲に行くことはほとんどなく、ずいぶん前に一度だけ近くを通ったことがあったのだけれ…

公園オカリナ1年

公園で吹き始めて1年になる。メモによると1年前は「夜明けのうた」などを練習していたらしい。「夜明けのうた」は様にならず、仕上げないままだった。あらためて吹いてみたが今度はなんとかなりそうな気がする。

けやきの下で

けやきが、ほんとうにどどうと鳴っていた。 ひどい風だった。 *** 自分は音楽のものまねをしようとしていただけなのでは?と思ったことがあった。 いまも、他の人に喜んでもらいたいという気持ちで有名そうな曲を選んで練習したりしているとそのような思いが…

いい音なのだけれど…

Tオカリナ[オカリナのある銘柄]をひさしぶりに吹いてみたけれど、やっぱり耳が痛い。吹き口から口の中に硬い音が入ってきて耳を刺すような感覚がある。倍音を響かせずに風を吹き込んで音を柔らかくしてもその感覚が残る。とてもいい音だとは思うのだが…。…

望月克己さんの『筑後のわらべうた』

久留米では図書館で『筑後のわらべうた』を読む。望月克己さんという方が筑後(一部肥前)各地で採譜したわらべ唄と民謡が、望月さんの亡くなられた後に有志の方々によってとりまとめられて本になったもの。 「いっぽてっぽ」という遊び唄をレパートリーにし…

くるめ街かど音楽祭(2014年)

くるめ街かど音楽祭(2日目)から帰着。[聴くのを]楽しんだ。 1日目は遅くなって久留米に着いたので、あけぼの商店街と市役所横だけ駆け足で。若い人たちのライブを楽しんだ。 2日目も各所に分散している会場を駆け足で。尺八とオカリナとサンポーニャ…

志免町ピアノイベントと駕与丁公園オカリナ

志免町でピアノを弾いてきた。常連の方々に混ぜていただき勝手のわからないまま好きな小曲を2つ。それより参加者の方々の演奏に感銘を受けた。ブラインドの向こうに透けて見える青空が深かった。その青空に高く高く響いていくような。 足を伸ばして駕与丁公…

公園でのオカリナの吹き方とすごし方

公園では通常30分で引き上げている。楽曲を吹いている時間がいちばん長いと思うけれど、ロングトーンやタンギングの練習と確認、即興演奏はいつもやっている。最近はぼんやりとまわりの音を聞いて景色を見ている時間もけっこうある。 とりたてて意識的にそう…

音楽の人

大濠公園で検索していると、ときどき、ああMさんがんばっているなと様子が伝わってくるツイートが。

まちの音楽祭

近くのまちでフランチャイズ式?の音楽祭が一時期開かれていた。会場周りは近隣で活動している音楽家の方々の野外ステージや子ども向けワークショップも開かれ、いい雰囲気だった。開催中止が決まって、市民で自主的に音楽祭をやったらよさそうと思ったのだ…

公園音楽雑感

公園で楽器を演奏しているところに出合うと、練習なのかライブなのかの境界にとまどうことが時々ある。